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隣の家の少女

隣の家の少女 (扶桑社ミステリー)隣の家の少女 (扶桑社ミステリー)
(2012/11/26)
ジャック・ ケッチャム

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ジャック・ケッチャムの「隣の家の少女」を読みました。文庫本です。

スティーブンキングのお墨付きの作家らしいです。あとがきをスティーブンキングが書いています。
恐怖と不条理を描く才能に溢れてますね。

同じくジャック・ケッチャムの「老人と犬」も読みましたが、
そちらはそこまで描写の過激さもなく、
「主人公である元軍人のじいさんが、自分の愛犬を銃で殺した悪ガキに制裁を加える」、
という、不条理に対して主人公が正義として立ち向かう話だったのでそこまで
気分悪くもならなかったのですが、

「隣の家の少女」は虐待描写があまりにも残酷なのでちょっとキツかったです。
主人公は男の子で、隣の家に越してきた姉妹が地下室で伯母や近所の子どもたちに
虐待されているところに居合わせてしまいます。
最初こそ罪悪感を覚えるものの、だんだんとその凄惨さに慣れてしまい、
場合によっては魅せられてしまい、虐待に参加することこそないものの傍観者となっていってしまうお話。
主人公は正義を行う側でなく、むしろ悪の側から抜け出せなくなっていくのです。

以下ネタバレありです!

虐待を受けるのは主に姉のメグという少女なのですが、
初めは縛りつけられて服を脱がされる程度なのですが
だんだんと虐待がエスカレートしていきます。
読んでいるうちに胸くそ悪くなって、眉間にしわを寄せてしまいました。

主人公の少年が傍観者となっていく過程の心理描写がとても興味深かったです。
私が眉をひそめながらもこの小説を読み切ったように、
残酷さへの好奇心が人間の心にはあるのでしょう。
どこまでやれるのか気になって突き進み、
そして振り切れて相手への想像力が完全に欠如してしまう状態に、
特殊な状況におかれれば誰もがなってしまうのかもしれない…と怖くなりました。

結局主人公はメグを助けようとするので、そこがまだ救いですね。
あー、だがしかし・・・気分悪ッ!

あんまり真面目に読んじゃだめな本ですね。
あっさりと「こえー」って流すくらいがいい。
こえー。こえー。
「あたしんち」とか「おでんくん」とか平和なモノを見てなごんでから寝よう。
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50/50

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(2012/07/03)
ジョセフ・ゴードン=レヴィット、セス・ローゲン 他

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27歳にしてガン宣告を受けたアダム。
ガン患者がどのようにガンという事実を受け入れるのか、
どうやって立ち向かっていくのかを、
恋人や母親、親友との関係の中で描いた作品。

ネタバレ注意!↓

よいところ。
全体を通して明るい。
重いテーマを、明るい雰囲気でまとめあげたところが好き。
親友のキャラがいい。下品な言葉炸裂な奴ですが、不愉快ではありません。
「生存率50%?悪くない、カジノだったら上々だ」という声かけができるユーモアのセンス。
私も病気になったら、自分を特別扱いせずに、
会いに来ては冗談かましてくれる友達に横にいてほしいと思った。

嫌いなところ。
セラピストとあっさりくっついちゃうところ。
患者に手出しちゃだめだろお前…と思ってしまう私は頭が固いのか。
お互い気になってるけど…、くらいで終わってくれたらよかった。

ハートフルでよい映画。

J・エドガー

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(2012/06/02)
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デカプリオ主演・イーストウッド監督の伝記物。
FBI初代長官のジョン・エドガーの物語です。

同性愛・被害妄想・母への執着・誇大妄想・・・
権力をほしいままにした輝かしさの裏に、様々な問題を抱えていたエドガー。
エドガーの精神面、功績面、問題点、様々なことを描こうとして
結局何が主題だったのか分かりづらい内容となってしまっています。
が、それは見る人が選べばいいのかもしれません。
私は相棒トムソンとのゲイエピソードに感動し、
それ以外のシーンはそれを深めるための布石に思えてしまったので、
エドガーを支えた愛情を描いた映画とすることにしました。
トムソンにまつわるシーンがなかったら、かーなーり退屈な映画だったと思うし。
ミス・ガンディとの関係も、トムソンとの関係も、友人とか恋人という枠を超えた
信頼関係で、それがよかった。

ミス・ガンディには憧れますね
あんなに自分の役割に忠実になれる人っているでしょうか。最強の秘書ですね。
正直長官にいろいろ言いたいこととか、不満とかもあるんだろうけれど、
それも含めて長官を信頼し、自分の役目をしっかり考え、行動できるすごい人。
FBIの極秘ファイルの管理なんて絶対やりたくないぜー。

あと、デカプリオの演技がとてもよかったです。
エドガーの微妙な精神的な危うさが感じられたのは彼の演技力と、演出の巧さによるものだと思います。
(母と子の関係の描き方が絶妙!)
地味で重めだけど、じわじわと来る映画でした。

ライフ・オブ・パイ

あと少しで公開が終わりそうな映画、
「ライフ・オブ・パイ」を見てきました。
トラと海の上を漂流するよ~


予告を見た限りではあまりそそられなかったのですが、
今回知人に誘われたためまぁ見てみるかと思いまして。

そしたら・・・思いのほかよかったです!

映画中に描かれる自然がとにかく美しく、
映画館で見た方が絶対いいと思います。

トラとともに漂流するというファンタジーが、
ある程度リアリティーを持って
主人公に感情移入できるように描かれていることがすごいと思います。

宗教や神の存在について関心があればなお面白いでしょう。

美しい映画でした。
アン・リーはラスト・コーションの印象しかなかったけれど、
今回のライフ・オブ・パイで少し近づきやすい存在となりました。
(ラスト・コーションもよかったけど、ちょっと見るのは一回でいいかな~みたいな。
ライフオブパイは何回でも見れる感じ)

ドーン・オブ・ザ・デッド

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サラ・ポーリー、ヴィング・レイムス 他

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久々にこういうB級っぽいのが見たくなりまして。

「ボーン・オブ・ザ・デッド」「ドーン・オブ・ザ・リビング・デッド」など似たようなネーミングのホラーがありすぎてどれがどれやら・・・って感じですが

この「ドーン・オブ・ザ・デッド」は1978年に製作されたアメリカ映画「ゾンビ」を2004年にリメイクしたものだそうです。(Wiki調べ)

とりあえず内容を簡単に説明しますと、突然ゾンビだらけとなってしまった町で、
主人公たちが銃などでゾンビたちをぶっ倒しながら逃げ回る、という
特にこれといって変哲のないゾンビ映画・・・なのですが。

ゾンビが全速力で走ってるところが特徴的でしたね。
私の中でゾンビって「ぁぁ~」とか「うぁ~」とか言いながらゆらゆら近づいてくるイメージだったので
生きてたころより速いんじゃないかっていう速度で追いかけてくるゾンビは新鮮でした。

あとこの映画はホラー以外の要素をいろいろ入れてる割にテンポがいいですね。
ホラーとかこういうスリラー系ってストーリー性を持たせるために
ちょっと人間ドラマを入れてみたりしたせいで、
結局間延びしてつまんなかったっていうことも多いんですが、
「ドーン・オブ・ザ・デッド」はそのあたりうまくやってる気がします。

ずっと辛気臭いだけじゃなくて突然陽気な音楽とともに
ゾンビ達からの逃亡生活を送る人々の日常をお送りします。って感じになるんですよ
屋上に逃げた者同士で望遠鏡と筆談を利用してのんきにチェスしたり、
屋上から下を動き回るゾンビ撃ち殺しゲーム始めたり、
えっ何コレ?!っていうシーンがあって飽きません。

あとはオープニングとエンディングがやたらかっこよかったです。
曲も画面も両方。
エンディングの曲とか普通に欲しい。
ベタだけど楽しめた映画でした。

ARGO

飛行機の機内で「ARGO」を見ました。
2012年アカデミー賞作品賞受賞作品です。

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(2013/03/13)
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★簡単なあらすじ
1979年に起きたイランアメリカ大使館人質事件をもとにした映画です。
アメリカへと亡命した元国王の返還を要求するために、
イスラム過激派により人質とされた52人の大使とは別に、
カナダ大使館へと逃れた六人の救出劇。
CIA工作員であるトニー・メンデスは、『アルゴ』という架空のSF映画の作成をでっちあげ、
六人を映画のクルーに仕立て上げ、救出を試みる。

アカデミー賞作品賞を取るのも納得の、よくできた映画だと思いました。
非常に面白かったです。
大使館が占拠されるまでの流れ、
映画のクルーとして脱出させるという奇想天外な策が実現していく過程、
常にスピーディで緊迫感があり最後まで飽きずに鑑賞できます。

かなり社会派な題材を扱った映画であるものの、
観客としては「映画のクルーとして脱出する」という漫画のような展開に、
フィクション映画を見ている時のような、ゲームを楽しむようなワクワク感を覚えました。
それが映画の主旨から見ていいことなのか悪いことなのかは分かりません。
社会派映画と考えるならば話がうまく行き過ぎて、逆にどうなのかなと思う点もあります。
「報復の恐れがあるから公表せずに全てカナダの手柄にしたけど、
本当はあの事件はトニーというCIA工作員の手柄だったんだよ~」と
アメリカの威信を見せつけたいような最後にも見えましたし。

しかしながら、そういう難しいこと抜きにして
普通に面白いのでそのうちもう一回見たいと思います。笑
プロフィール

うみどらねこ

Author:うみどらねこ
映画を見るのが好きで感想を主に綴ってます。
ネタバレもあるので閲覧注意!

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