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アルゼンチン映画ルイーサ

ルイーサ [DVD]ルイーサ [DVD]
(2011/12/23)
レオノール・マンソ、ジャン・ピエール・レゲラス 他

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アルゼンチン映画「ルイーサ」。★★★★★

ビデオ屋の最新作の棚の下段の方に、
一本だけぽつんとあったのが気になった。
一本しか置いてない映画も案外おもしろかったり味わい深かったりするという
自分の中の法則に従い、借りて見たのでした。

以下ネタバレありますので注意

★簡単なあらすじ
60歳のルイーサは、愛する猫ティノと二人暮らし。葬儀屋と有名女優(タレント?)のハウスキーパーを
かけもちしながら、質素に暮らしていた。
しかしある日、ティノが死んでしまい、さらに悪いことには仕事をふたつとも突然解雇されてしまう。
退職金ももらえなかったルイーサは60歳にして一文なしになり、猫の埋葬費用も払えない。
地下鉄の駅で物乞いをしてを稼ごうとするが・・・

こういう、大してなんの取り柄もない人間の、特に最後問題が解決するわけでもなく
現実に悪戦苦闘する映画、好きです。
DVDのあおり文には「どん底に落ちた女性の再生の物語」みたいなことが書いてありましたが
再生っていうほど再生してないと思う。

60手前で職を失う、孤独な老人ルイーサ。
お先真っ暗すぎて、ここからどうやって再生するんだ?と思って見ていましたが

物乞いの友人ができ、マンションの管理人の協力のおかげで最後は猫の埋葬ができ、
ようやく涙し悲しみを洗い流すことができたルイーサ。
最後は駅構内のストリート音楽隊の音楽に合わせて上機嫌にステップを踏む。
でも職は見つからず現実的な生活の問題は何も解決せずに、
「うわー、どうすんのこの人これから」という気持ちと共にエンディングへ。
理解者ができたことは救いなのかもしれませんが、それでも不安は残ったままです。

この最後からポジティブな感じを受けるかネガティブな感じを受けるかは見る人次第なのかなぁ。
私はどうにもならない現実を、諦めとユーモアで生き抜こうとする明るい悲愴感のようなものを感じて、
あまりポジティブな気持ちにはなれませんでした。
でもその明るい悲愴感がよかったです。
笑えないんですけど、主人公のドタバタぶりについ笑ってしまう。
軽快なアコースティックギターのBGMがたびたび流れるのですが、それがまたGOOD!
主人公の役者さんの表情も絶妙でした。

それにしても映画中の駅の物乞いの多さといったら・・・
職を失っても、電車で物乞いをするという選択肢は日本では取れない気がする。
日本はなんだかんだ日雇いもやってない完全な失業者って少ないのかなと思いました。
が、そういう世界が見えない社会になっているだけかもしれないですね。


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Secret

こんばんは

アルゼンチンの映画はまだ観たことがないけど、
国の現状はまだまだ悲惨のはず・・
やはり、ユニークさの中にも暗いものが感じられますね。

「舟を編む」が届きました^^ 就寝前に少しずつ読んで行こうかと
思います。書店ではいつも目立つところにあって気になっていた
のですが・・、お気に入りになりそうです。
決断させてくれてありがとう^^

No title

しげちゃんさん
こんばんは!コメントありがとうございます^^

私もアルゼンチン映画、今回初めて観ました
2001年に経済破綻してあまり芳しくなかったようですね、最近は海外からの投資が増えてきているみたいですが・・・。

「舟を編む」購入されたんですね!
自分の文章の中に、その本がいいなと感じてもらえるものがあったと思うと嬉しいです^^
しげちゃんさんの感想をまたぜひお聞きしたいです。
プロフィール

うみどらねこ

Author:うみどらねこ
映画を見るのが好きで感想を主に綴ってます。
ネタバレもあるので閲覧注意!

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