ナイトクローラー

また今度詳しく記事書くかもしれないけれど、とりあえずの感想。
怪作でした。
ここまでぶれずに最後まで、「善」に媚びずにやってくれたことに対しては賞賛を贈りたいです。
普通は途中でひるむというか、甘くなっちゃうと思うんですが、
有能でゲスな主人公のぶれないことぶれないこと。
決して観終わって気分がよくなる映画ではないけど、傑作です。
本筋とは直接は関係ないんですが
テレビのディレクター(女)を口説くシーンがあって
ハリウッドのこういう映画だったらだいたいベッドシーン映すと思ったけど(偏見)
この映画はまったくなかったんです。それは意外でした。
「今後夜俺が要求することにはすべて従え、この前はごねたろ」
のセリフで匂わせるだけ。
でもそれが余計に主人公の恐ろしさを演出してる気がしました。
感情が欠落してるくせに
人間の感情を利用して交渉できるところとかが
もーほんと怖いの。
ダークな作品、悪人が別に痛い目見ない作品とか、
全然見てみたいよって人がいたら見てみてください。
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